平成31(2019)年度の公的年金額等が公表されました。
・厚生労働省 「平成31年度の年金額改定について」
国民年金(老齢基礎年金)満額と国民年金保険料は下表のとおりとなります。
平成30年度 (2018) |
平成31年度 (2019) |
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国民年金 (満額) |
64,941円 | 65,008円 (+67円) |
国民年金保険料 | 16,340円 | 16,410円 (+70円) |
物価、賃金がともにプラスで、物価の伸びが賃金の伸びを上回ったため賃金変動率(+0.6%)が用いられ、マクロ経済スライドの調整分0.5%が調整されて、0.1%増という結果となりました。報道されているとおり、4年ぶり史上2回目のマクロ経済スライドの発動となります。
この他、在職老齢年金調整額の変更についても下表のとおり公表されました。
平成30年度 (2018) |
平成31年度 (2019) |
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60歳台前半 | 支給停止調整開始額 | 28万円 | 28万円 |
支給停止調整変更額 | 46万円 | 47万円 | |
60歳台後半・70歳以降 支給停止調整額 |
46万円 | 47万円 |
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