雇用保険の基本手当日額については、毎年8月1日付で変更になりますが、平成30(2018)年の変更が官報にて告示されました。
・平成30年7月17日付官報 「雇用保険法第十八条第一項及び第二項の規定に基づき同条第四項に規定する自動変更対象額を変更する件」など
平成30年の変更は、平成29年度の平均給与額が平成28年度と比べて約0.57%増加したため、引き上げとなります。
・厚生労働省 「雇用保険の基本手当日額が変更になります~平成 30 年 8 月 1 日から~」
なお、最近5年間の推移は下表のとおりです。
前年の毎月勤労統計の平均定期給与額 | 備考 | |
平成30(2018)年 | +0.5% | |
平成29(2017)年 | +0.41% | ※法改正による引き上げ分あり |
平成28(2016)年 | -0.43% | |
平成27(2015)年 | +0.07% | |
平成26(2014)年 | -0.2% |
これに伴い、各種雇用継続給付の支給限度額も下表のとおり、変更になります。
・厚生労働省 「高年齢雇用継続給付・育児休業給付・介護休業給付の受給者の皆さまへ 」
平成29年8月1日~ | 平成30年8月1日~ | ||
高年齢雇用継続給付 | 357,864円 | 359,899円 | |
育児休業給付 | 支給率67% | 299,691円 | 301,299円 |
支給率50% | 223,650円 | 224,850円 | |
介護休業給付 | 329,841円 | 331,650円 |
厚生労働省によるプレスリーリースはこちら。
【この記事の改正データベース(法改部)はこちら】
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