平成30年 最低賃金改定の議論が開始

2018年6月27日 | から管理者 | ファイル: 最低賃金法.
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最低賃金は、毎年10月に見直しが行われますが、平成30(2018)年の改定額の検討が、6月26日、中央最低賃金審議会において開始されました(第50回中央最低賃金審議会)。
7月中に改定額の目安が示され、その後各都道府県において議論がなされ決定される予定です。
報道によれば、平成30年も3%程度の引上げが見込まれています。

過去5年の全国加重平均額と東京都の推移は下表のとおりです。

全国加重平均 東京都
平成25(2013)年 764 +15 2.0% 869 +19 2.2%
平成26(2014)年 780 +16 2.1% 888 +19 2.2%
平成27(2015)年 798 +18 2.3% 907 +19 2.1%
平成28(2016)年 823 +25 3.1% 932 +25 2.8%
平成29(2017)年 848 +25 3.0% 958 +26 2.8%
平成30(2018)年 873~874? +25~26? 3.0%?

【この記事の改正データベース(法改部)はこちら

 

 追伸【平成30年7月27日】 平成30年7月26日に行われた第51回中央最低賃金審議会にて、平成30年度の地域別最低賃金額改定の目安が取りまとめられました。これを受け、各地方最低賃金審議会において調査審議のうえ、地域別最低賃金額が決定されることとなります。

厚生労働省 「平成30年度地域別最低賃金額改定の目安について」

 


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