令和3(2021)年2月12日付の官報にて、令和3年度の雇用保険料率を定める告示が告示されました。
・令和3年2月12日付官報 労働保険の保険料の徴収等に関する法律の規定に基づき雇用保険率を変更する件
「変更する件」と言われると昨年から変更があるのかなと一瞬感じてしまいますが、そうではなく、令和2年度から見ると変更はありません。
徴収法の本則に書かれている料率から、雇用保険財政の状況を踏まえて変更をするということですね。
令和3年度の料率は、令和元年度決算額に基づいて計算されるため、コロナの影響は反映されていません。令和4年度の料率に大きな影響が出てくるものと思われます。
厚生労働省の下記ページに周知するリーフレットが公表されるはずですが、執筆時点では「令和3年度の雇用保険料率」という表題は示されているものの、その先のリンク切れとなっています。
・厚生労働省 雇用保険料率について
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