平成31(2019)年度の国民健康保険料の上限額を引き上げる改正がパブリックコメントに公示されています。
・パブリックコメント 「国民健康保険法施行令の一部を改正する政令(案)」
基礎賦課額に係る賦課限度額を58万円から61万円に引き上げる。
基礎賦課額とは、後期高齢者医療分(据え置き予定)を除くいわゆる「医療分」を指していて、整理すると下表のとおりとなります。
平成30年度 | 平成31年度 | ||
国民健康保険料(介護分除く) | 医療分 | 58万円 | 61万円 |
後期高齢者支援金分 | 19万円 | 19万円 | |
小計 | 77万円 | 80万円 |
なお、この他に介護保険分の上限額も下表のとおり予定されています。
平成30年度 | 平成31年度 | ||
国民健康保険料 (介護分含む) |
介護分 | 16万円 | 17万円 |
合計 | 93万円 | 97万円 |
平成30(2018)年11月14日に行われた下記部会の資料に詳細が掲げられています。
・第115回社会保障審議会医療保険部会 「国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額について」
意見・情報受付は平成31年1月12日まで、平成 31 年 1 月下旬に公布予定、平成 31 年4月1日に施行予定となっています。
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