今国会の最大の焦点となっている「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案」が平成30(2018)年11月2日に国会に提出されました。
執筆時点では、衆議院のサイトには本文が掲載されていないようですので、詳細をお知りになりたい方は、法務省の下記サイトをご参照ください。
・法務省 「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案」
小欄は、このところ報道されている社会保険制度への影響について、随時取り上げていく予定です。
改正法案条文を見ますと、
・健康保険の扶養認定基準
・国民年金第3号の認定基準
・健康保険の出産育児一時金の適用範囲
・社会保険料滞納の問題
といった外国人労働者の受け入れ拡大に伴う社会保険への諸々の影響については、盛り込まれていません。
これらは、来年の通常国会以降へ提出するなどの方向性で現在検討中という状況となっています。
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