平成30(2018)年7月26日に行われた第51回中央最低賃金審議会にて、平成30年度の地域別最低賃金額改定の目安が取りまとめられました。
あくまでも目安額が決定されただけで、今後、各地方最低賃金審議会において調査審議のうえ、地域別最低賃金額が決定されることとなります。
・厚生労働省 「平成30年度地域別最低賃金額改定の目安について」
過去5年の全国加重平均額と東京都の推移は下表のとおりです。
全国加重平均 | 東京都 | |||||
平成25(2013)年 | 764 | +15 | 2.0% | 869 | +19 | 2.2% |
平成26(2014)年 | 780 | +16 | 2.1% | 888 | +19 | 2.2% |
平成27(2015)年 | 798 | +18 | 2.3% | 907 | +19 | 2.1% |
平成28(2016)年 | 823 | +25 | 3.1% | 932 | +25 | 2.8% |
平成29(2017)年 | 848 | +25 | 3.0% | 958 | +26 | 2.8% |
平成30(2018)年 | 874 | +26 | 3.1% | 985 | +27 | 2.8% |
各都道府県地方最低賃金審議会が開かれ始めており、例えば、大阪地方最低賃金審議会は、8月2日、中央最低賃金審議会が提示した目安通りに、27円引き上げて936円とするよう大阪労働局に答申した、という報道がされています。
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