70歳以上の方の高額療養費自己負担限度額が、平成30（2018）年8月診察分から変更となります。
・平成30年7月13日付官報 「健康保険法施行令等の一部を改正する政令」
今回の改正は、平成29年（2017）8月から2段階に分けて行われていて、2段階目の改正が行われることとなります。
平成29年8月の改正は比較的緩やかな改正でしたが、今回の改正は、現役並み所得者（標準報酬月額28万円以上または課税所得145万円以上）について、70歳未満の方の自己負担限度額と合わせる形となり、所得区分に応じた3段階に分かれた限度額となるなどの改正が行われます。
制度の概要は、下記サイトをご参照ください。
・厚生労働省 「平成３０年８月から、高額療養費の上限額が変わります 」
以上の変更により、これまで限度額適用認定証の申請が必要なかった方についても一部必要になるなど細かな運用面での改正も行われることとなります。
なお、70歳未満の方の高額療養費については改正はありません。
さらに詳細な内容をお知りになりたい方は、下記サイトに各種資料が集約されています。
・厚生労働省 「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
【この記事の改正データベース（法改部）はこちら】
タグ: 高額療養費2018
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